CASE 10 お客様が本当に納得出来るお部屋探しをするために・・・・

業務事例 ケース10
オーナー代行業務を主とする当社に賃貸物件探しの案件が増加。
◎キーワード:「納得できるお部屋探しをする為の【お客様】と【当社】との約束事。」

★背景・状況
オーナーの皆様もご存知のとおり、当社は管理運用(オーナー代行)会社です。つまり、「客付け業務」(お部屋探しをする方々に直接賃貸物件を紹介する仕事)はほとんど行っていません。客付け業務は、大手フランチャイズのエイブルさん・アパマンショップさん・ミニミニさん、地元の有力会社に依頼しています。私達はあくまでもオーナー様側の管理運用会社ということで、これらの業者さんが“借りたい”というお客様を連れてきた場合、入居審査をし、契約締結業務、そして入居後の管理業務全般を行います。ですから、大手のフランチャイズの業者さんとは、物件に応じて業務提携をしているのです。
しかし、最近オーナー様の紹介で親族の方や友人等の賃貸物件を探すお手伝いをすることが非常に多くなってきました。勿論I社員は皆、「客付け業務」を経験してきているのでそのこと自体を行うことが出来るのですが、管理運用(オーナー代行)を中心としているので、物件を探すお手伝いが増えるのは何故だか?少しばかり不思議でした。
でもある時 オーナーのN様がお話してくれたのです・・・・。「息子の部屋探しに地元の不動産業者に行ったのよ、そしたらね・・・・」といろいろと出て来ました。
●不動産屋さんは横柄な態度で感じ悪い・・・・。
●お店に入ったけど雑然として、灰皿がタバコで山になっている。
●店に入るとジロッと見られる。
●いやらしそうなオジサンで、正直なところいろいろ相談出来そうにない。
またある時には、オーナーのM様の息子さんからも・・・・こんな声が・・・・。
●その場ですぐに申込みをせまられて、強引だった・・・・。
●彼女と住もうと思ったんだけど、相談しにくい雰囲気・・・・。
またある時はオーナーのS様の息子さんからはこんな声も・・・・。
●まだ仕事を始めたばかりなので、収入がハッキリと言えないのに・・・・。
●そんな好都合な物件は無いとツッケンドンに言われた・・・・。
●契約までは神様、一旦入居すると鬼?!に変貌しそうで何となく信用出来ない。

★取り組み
「そうなのよ、戸谷さん。今までの不動産屋ではやっぱりヒトには紹介できないのよ。不動産屋さんは「住まい」に関するプロなんだから、何でも相談出来ないとね。」とオーナーのN様。“不・動・産・屋(や)”か・・・“ふどうさんや”ってイヤな響きだよなぁ~ってつくづく思いました。でもよ~くその気持ちは分かりました。自分が関った不動産業者を他のヒト(知人や友人・親戚など)には勧められないということのようです。これはやはり問題です。 そこで、当社ではそんなオーナー様の大切な人のお部屋探しに応えようと、2つの決め事をしております。①予約制の歯医者さんではありませんが、事前に出来るだけ希望条件をお聞きして、 来社時間等を約束してからご来店していただいております。②当社もお客様に納得していただけるまでお手伝いするので、お客様にも希望条件 は何でもお話しいただいております。

★後日談
管理受託しているオーナー様のご家族(息子さんや娘さん)からのお部屋探しや、不動産「購入」や「売却」の相談が非常に多くなってきています。

★流れ


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