CASE 11 ちょっとしたことで印象アップ! 入居者のイメージが断然と良くなる!!

業務事例 ケース11
共用部分の電球の交換だけでこんなに入居者が喜んだ!?
◎キーワード:借主が望んでいる住みやすい環境とは?

★背景・状況
当社は管理運用(オーナー代行)を主たる業務としておりますが、私達でも眼の行き届かないことがまだまだたくさんあります。それは意外に身近なことであったりするものです。お部屋探しのお客様からの一声でそれに気づき、“しまった!早くやっておけば良かった。”ということもしばしばです。
管理運用(オーナー代行)会社として、お部屋探しのお客様が、“借りたい”という意志表示に至らなかった場合、「どうしてこのお部屋ではダメなのか・・・・」案内がある度にその理由を一つ一つヒアリングすることで、次のお客様への対応を考えていくようにしています。
ある日、お部屋探しのお客様にその質問をしたところ、お客様は、「何となくエントランスとか共用部分が暗かったんですよ。天気のせいかなって気もしたんだけど、帰宅した時に薄暗い感じはイヤだから・・・・。」と。

★取り組み
早速、当社では現地に数名の社員を出向かせ、共用部分のチェック開始。
併せて現在居住中の入居者にも一室ずつ電話と手紙(アンケート)にて住まいの意識調査を行いました。
その結果・・・・・・・・
“やはり少し薄暗いのが気になる。”
“僕はオトコだからイイけど、オンナの人は気になるかもしれないねぇ~”・・・・などなどいろいろ出てきたのです。

当社の工事担当の社員が現地で電球を交換するだけで大丈夫か、それとも新たに電気工事が必要かどうかの確認作業も同時に行い、オーナー様へ提案し、オーナー様も快く承諾してくださいました。

空室だったお部屋もそれから1週間で申込み(女性のお勤めの一人暮らしの方)となり、現在は『満室』となりました。

★後日談
さて・・・・よく「積極賃貸派」が増え、様々なライフ・スタイルが生まれていると私は皆様にお話します。これは購入できないからやむを得ず賃貸住宅に入居するということでは決してなく、「購入」にこだわらず、自分に一番適した“住まい方”を求めているということです。だから、それだけ要求水準が高くなってきているのです。この時ばかりは私も含めて社内でミーティングの実施です・・・・。どうして共用部分が薄暗いということに、誰もが気づかなかったのだろうか・・・・。
この話しには続きがあります。あるオーナー様から、自分の姪が借りている賃貸物件に最近ストーカー?らしき人が来て迷惑行為を受けたとのことで、警察へ通報したものの、なかなか思うような対応をしてくれないので、どこかに引越しをさせたいという相談がありました。
ちょうどタイミングよくこの物件が空いた時にご案内をしたところ、多少会社からは遠くなったけど(駅にして3駅遠くなりました)夜道も安心だし、共用部分も明るいので、とても安心だということで入居してもらったのです。
共用部分の電気を明るくすることで入居率アップに繋がる・・・・ということがこの事例でハッキリしました。でも日頃から入居者さんとのコミュニケーションが良くとれていたことで、いろいろな本音の声が聞けたということは、社長の私としては社員の皆を誉めてあげたい気持ちです。

★流れ

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