東京都は、大型のビル・マンションの建築時に義務付けている駐車場の設置台数を減らす方針です。
業務に携わる私達も実感しているところですが、特に 都心部を中心にして車離れが進行し、設置している駐車場の利用率が大きく低迷しているのがその理由です。
また 既に設置してある駐車場の一部を「駐輪場」や「防災用の倉庫」に転用することも認めるというものです。
東京都の駐車場条例の改正案として、区部で 設置義務付け台数を、大型オフィスでは20~30㌫、マンションで約15㌫減らすとのことです。
昨年、東京都が実施した調査結果でも、23区内の大規模オフィスやマンションで は、駐車場の設置台数に対する利用率が、(多いときでも)平均70㌫に留まって いるとのデータもあります。