竹中工務店は、耐火性能を備えた『木造ビル』を可能にする技術を開発しました。
柱や梁に使う木質の建材で耐火性能のある商品を開発して、国土交通省の認定を取得。これにより、4階建て迄の木造耐火建築が可能になります。
木造建築は 木の風合いを生かせること、また 鉄筋や鉄骨に使う建築に比べて建物の重量を軽くすることが可能なので、基礎工事のコストを抑えられる長所がありますが、耐火性能が劣るのが弱みでした。
開発した耐火集成材は、3層構造を採用していて、燃えても自然と火が消えて建物を支え続ける。材料強度が高く、柱の間隔も9㍍確保出来るので、鉄筋コンクリートと同等の建築空間も可能となります。