2016年の首都圏の新築マンションの平均販売価格はサラリーマンの年収の10.68倍であったと調査会社『国内最大級の不動産(マンション)データベースを持つ東京カンテイ』の集計が発表されました。
冷静に考えても高水準だとは思いますが、0.31ポイント下がり、5年ぶりに低下です。
年収が増加していることに加えて、マンションの割高感から 東京の東側エリアや千葉県・埼玉県等で価格を抑えた物件が増えています。
一方で、中古マンション(築10年)の年収倍率は7.13倍と0.44ポイントの上昇となりました。
7倍台というのは、23年ぶりの水準で、販売価格が8㌫上がったことが主な原因です。
これは 一次取得者層が新築物件から中古物件に流れたことで、販売価格が上がったとみられています。