東京都は、地震発生時の建物の倒壊や危険性について 地域別に5段階に評価した「危険度測定調査」の結果を公表しています。
危険度が最も高い『ランク5』は85地域あり 全体の1.6㌫です。
特徴としては、木造住宅が密集する地域が高い危険度と判定されています。
『ランク5』は、荒川区・足立区等の地域が多く、この地域は 特に古い木造住宅が密集している上に 地盤も緩い所も多く、建物の倒壊の恐れがあり 危険度が高い傾向にあります。
東京都全体を見ると、耐震性の高い建物への建替えや耐震改修等で、建物倒壊の恐れは 前回の調査時よりも20㌫低下しました。
尚、延焼を食い止める道路の整備等で、火災の危険も40㌫程度下がっています。