帝国データバンクは2月5日、全国で行った景気動向調査を発表しました。
景気動向指数は、50を境にして、上であれば『良い』、下であれば『悪い』を意味し、50が判断の分かれ目となります。
調査内容では、2013年1月の景気動向指数は前月比2.3ポイント増の38.0となり、2ヶ月連続改善しています。
これは今後の景気対策や金融緩和の期待が高まる中で、円安、株高もあった為、「不動産」をはじめ、「建設」、「製造」等が大きく改善したものです。
尚、「不動産」は… 3.9ポイント増となります。(37.0→40.9)
既に消費増税前の駆け込み需要が現れ始めている他、オフィスビルの空室率も低下が続いていること等から『不動産』は2ヶ月連続で改善してきました。
2007年12月以来、5年1ヶ月ぶりに40を上回ったことになります。
但し、個別の調査を見てみると、「賃貸の動きが鈍い」との記載もあって、予断を許さない状況は続いていることも確かです・・・。
~(公財)日本賃貸住宅管理協会より~